沖縄そばのルーツ「唐人そば」がおいしい‼ 八重瀬町のうちなぁ家
うちなぁ家八重瀬店は国道507号線沿いにあります。周りはのどかな沖縄の田舎道で、のんびりとドライブしながら食べに行くといいと思います。店内は座敷やテーブルが並び、いかにも沖縄そばのお店といった感じです。
そしてこれがうちなぁ家のメニューです。沖縄そばと家庭料理のお店ですので、沖縄そばと定食メニューが中心です。
やはりここまで来たからには、沖縄そばのルーツ「唐人そば」が食べたいですよね。早速唐人そばを注文。
これが唐人そばです。まず見た目からして沖縄そばと違います。黒いスープです‼ 普通の沖縄そばは豚骨だしやかつおダシがベースですので、白いスープが多いのですが、これは黒い。見た目の印象は意外ですが、まずはスープを頂きます。そして飲んでみるとビックリ! これはあっさりしてまろやかなスープです。とてもおいしいスープです。醤油味のスープですが、醤油の辛味はまったくなく、さっぱりとした上品なうま味が口に広がります。毎日食べても飽きない、とても上品な沖縄そばです。そして、そんな上品なスープに入っているのが、食べ応えのあるちじれ太麺。太麺ですがつるつるとした食感で、上品なスープと相性抜群です。唐人そばの意外な見た目と美味しさにビックリしました。
別の日に、今現在の沖縄そばを食べたくなって、またうちなぁ家を訪れました。この日はちょっとお腹がすいていたので、軟骨ソーキそば定食を注文。唐人そばとどう味が違うのか楽しみです。
これが軟骨ソーキそば定食。麺は細麺、太麺、ヨモギ麺の3種類から選べますので、今回はヨモギ麺で注文。スープの色は唐人そばと全然違って透明感があります。そしてスープを一口飲んでみると、これもまたおいしい沖縄そばです。豚骨とカツオのダシがよく効いた、上品でサッパリとした旨味が口に広がります。ヨモギ麺のほのかな風味もまた、上品なスープによくマッチしています。唐人そばも現在の沖縄そばもどちらもおいしくて、かなり満足しました。
うちなぁ家のお店情報
1902年(明治35年)に当時「支那そば」として売り出されたのが沖縄そばのルーツだといわれています。そのお店で調理を任されていたのが清国の人で、「唐人そば」という通称で人気を集めていたそうです。「沖縄そば発展継承の会」が当時の文献をもとに再現したのがうちなぁ家の「唐人そば」。沖縄県内の12店舗のうちなぁ家で食べられるそうですので、沖縄そば好きならぜひ一度はご賞味ください。
- 住所: 〒901-0401 沖縄県八重瀬町東風平 822-2
- 営業時間 11:00〜16:00
- 電話番号: 098-998-9281
- 定休日: 月曜日
- 駐車場: ある
- 予算: 650円 ~ 950円
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