那覇で食べれる本格木灰そば「とらや」、しっかりカツオダシにコシの強い麺がベストマッチ
とらやは那覇市赤嶺にあります。ちょうどゆいレール赤嶺駅と小禄駅の中間ぐらいの位置にありますので、沖縄旅行に来た観光客の方でも、すぐに食べに行くことができますよ。小禄駅から歩いて約7~8分ほどの場所にあります。空港近くにあって、本格木灰そばを食べることができるので、観光客の方にもうれしいですね。カウンターとテーブル席で、きれいで清潔な店内です。
メニューはソーキそばと沖縄そばの2種類に、ご飯メニューがあります。今回もやっぱりソーキそばを注文‼ 個人的にソーキが好きなので、どうしてもソーキそばを頼んでしまいます。麺は中細麵と平麺を選べます。とらやのおススメは中細麵ですが、木灰そばのコシと味を確かめるために、今回はあえて平麺を頼みました。本格木灰そば、楽しみです。
しばらく待っているとソーキそば(大)がやってきました。透明なスープから、かなり芳醇なカツオの香りが立ち込めています。スープを飲んでみると、かなり濃厚なカツオダシの味と香りが口の中に広がります。透明なスープからは想像できないくらい、しっかりとした味とコクです。かつお出汁のうま味とほのかな甘みを感じます。とらやのスープはかつお8:豚骨2の割合です。だからスープがこんなに透明なんですね。
平麺はかなりコシが強く、食べ応えがあります。かなり弾力があり、大人の男性でも食べ応え十分! かなりしっかりとした麺ですが、それでもこのスープは負けていません。あっさりすっきりしたスープなのに、しっかりとした味わいにはびっくりします。それにしても、女性や子供は中細麵のほうがイイかも。食べ比べてみるのも面白そうですね。器のヤチムン(焼き物)もいいですね。金城一門の魚の図柄です。
木灰そばととらやについて
沖縄そばの麺は小麦粉と塩、かん水で作られています。戦前にかん水の代わりに使われていたのが木灰の上澄み液です。木灰はガジュマルやデイゴなどの硬い樹木の灰。ガジュマルの木灰を使う店が多いようです。木灰を水に入れてできた上澄み液を、かん水の代わりに使って作られた麺が木灰そばになります。現在はかん水が簡単に手に入るため、木灰を使っている店は少なくなりました。とらやさんはそんな昔ながらの木灰そばを提供し続けている、数少ない沖縄そば屋さんなんです。
平日はジューシーやチキナーご飯などと一緒のセットメニューもあります。一番人気はちきなーじゃこのせごはんだそうです。平日に訪れた人はぜひお試しください。
- 住所: 〒901-0154沖縄県那覇市赤嶺1-5-14 金城ビル1F
- 営業時間 11:00-20:00
- 電話番号: 098-858-2077
- 定休日: 第一、第三火曜日
- 駐車場: お店の横に小さな駐車場があります
- 予算: 450円 ~ 750円
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